本はともだいち よんでみたい この1さつ

紹介者 上地孝子先生 (今帰仁小学校図書館司書)

14匹のひっこし

 幼児から大人までに人気の「14ひきシリーズ」。
 作者は、ネズミの大家族を通して自然のすばらしさと、その中に活きる小動物の賢明な姿に、自らのメッセージを託して 子どもたちに語りかけます。
 「自然は人間だけのものじゃない」そんなメッセージが心に響きます。kぞくで楽しめるおすすめの本です。

 いがらしかずお 作  童心社 ¥1260(税込み)

 

チーズはどこへ消えた?

 「チーズ」を探し求める2匹のネズミと2人の小人。チーズは私達が人生に求めるものの象徴。人は誰も自分にとってのチーズを心に抱いて、それが手に入れば幸せになれると信じて追い求め続けます。
 大事なチーズを手に入れたとき、なくした時、その真実・事実・変化を4者は「単純さ」と「複雑さ」で受けとめます。ショックからどう立ち直ればよいか、たくさんのヒントが得られる一冊です。


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