体育の日
      筋肉痛って、いったい何?

★ 国民の祝日「体育の日」のおこり
体育の日は「スポーツに親しみ、健康な心身を培う」日として1966年に制定された「国民の祝日」です。
 当初は、東京オリンピックの招致キャンペーンの一環として、スポーツ振興法により10月の第1土曜日が「スポーツの日」とされていましたが、1964(昭和39)年の東京オリンピック開催(開会式が行われた日)を記念して、1966(昭和41)年から10月10日を「体育の日」と制定。
 それが一部の祝日を月曜日に移して、土曜日を含めた3連休を増やすという改正国民祝日法が1998年10月14日に参議院本会議で可決され成立しました。
それに伴い、2000年から1月15日の成人の日と10月10日の体育の日に限り、それぞれその月の第2月曜日に祝日を移す事となり現在に至っています。


……急激な運動の果ての落とし穴?
9月・10月は運動会シーズンで「無理のきかない年齢」と解ってはいても、ついつい力が入ってしまう時期です。
 そこで注意しなければいけない大きな落とし穴が、久しぶりの急激な運動によっておこる筋肉痛とケガです。
 そこで今回は、体育の日にちなみ誰しもが一度は経験したことがある筋肉痛について、ご紹介します。

【筋肉痛って、一体なに?】
筋肉痛は普段あまり運動しない人が運動したり、運動している人でも日頃使わない筋肉を使った後に、その筋肉を動かすと痛くなる事です。

【筋肉痛の起こる原因として】
 これまでは乳酸(筋肉の疲労物質)の蓄積と考えられていましたが、現在では乳酸の蓄積で筋肉痛がおこるのではなく、「短距離走のスタートダッシュのようなエキセントリック(激しく強く急激)な筋肉の収縮が原因であろう」と考えられるようになったそうです。
このエキセントリックな筋収縮によって、強い負担がかかり筋繊維そのものが損傷するか、筋や腱(筋肉を骨に結びつけている強い組織)の結合組織が損傷し、その痛みが筋肉痛となるわけです。

【筋肉痛を抑えるためには?】
やはりウォーミングアップを十分に行う事で筋肉痛を軽減できるようです。しかも主運動の前に主運動の動作と似たようなウォーミングアップをすれば、より筋肉痛を軽減できると言われています。
これは、その動作に関係する神経系の準備が整い運動に参加する筋線維数が増加し、筋線維一本にかかる負荷が減って筋肉痛の発生が軽減するとの仮説です。いずれにせよ何か運動を行う場合は、ストレッチングを含むウォーミングアップを十分に行う事により、筋肉痛の発生を少しでも抑え、尚且つ傷害の発生も防止しましょう。
それと運動終了後に、同じようにクールダウンを忘れずに行いましょう。