鬼餅 ウニムーチー

 沖縄では、旧暦の12月8日にウニムーチー(鬼餅)の折目があります。この鬼餅は、1年間の厄を祓う儀式で、特に厄年に当たる人の家では厄難を祓うという事もあって、鬼餅を作りそれをお供えして健康と悪魔払いの祈願をします。


● ハチムーチーとは?

 赤ちゃんが誕生して最初に迎える鬼餅の日をハチムーチー(初餅)と言い、子供の健康と成長を願い白餅をお供えします。
また子供の成長(年の数)にあわせて、餅の両端を紐でしばり、天井から縄ばしごのように吊るしたそうです。

● 正月を待ちわびて
 昔の人たちは、お正月の来るのが待ちどうしく、一日一日と近づくのを楽しみにしながら、ムーチーを一個づつ食べたそうです。
 8日の日に餅を吊るすので、残りの22日分の餅を紐で吊るしておき、毎日一個づつ食べると待ちわびた正月が来るというわけです。

● ムーチービーサ 
 昔からムーチービーサが家々の窓辺に忍びよる頃になると、沖縄の冬も本格的に寒くなると言われていますが、今年ほどこの言葉を耳にした事はなかったように思います。