入浴について
【寒い季節がやってきました】
 一日の疲れを取るにはお風呂が一番、今回は入浴に関する話題です。
 寒さやストレス下では、知らず知らず筋肉が緊張し血液の流れが悪くなり、腰痛や肩こりの原因となります。また肉体労働後も、筋肉に疲労物質が溜まり、放っておくと筋肉痛の原因となります。
 ですから入浴で筋肉の血流をよくすることで疲労物質が洗い流され、筋肉痛を予防します。

● 半身浴
 リラックスし四肢の血行を改善する方法です。38〜40℃の少しぬる目のお湯に胸(乳頭部)までつかり、15〜20分くらいつかります。
 四肢の血管がゆっくり拡張し、手足の先まで血流を増やし疲れを洗い流してくれます。心からリラックスする為には、好きな音楽をかけたりハーブや入浴剤を使ってください。

● 熱いお湯への入浴
 42℃近くのお湯での入浴は、皮膚表面の体温は上昇し血流は増加しますが、高温がストレスとなり血管が収縮するため血圧は上昇します。
 早朝目を覚ます為の朝風呂や、出かける前の気分転換には効果的です。

● 入浴事故
 心疾患・高血圧・糖尿病などの持病を持っている方や、高齢者では入浴の仕方に注意が必要です。
 脱衣所や風呂場が寒かったり熱い風呂に入ったりすると血圧の変動が激しく起こり、脳血管障害や虚血性心疾患が起こると考えられています。また高齢者は基礎に脱水があり、長時間の入浴で体温上昇・四肢の血流増加で、熱中症を起こすとも言われています。入浴中の死亡事故は、年間一万四千件と言われています。
 過去三年間の本部町今帰仁村消防の入浴事故への出動は、23件あり、そのうちの一四件が内科系の疾患(脳血管障害か心疾患)と考えられます。
六十歳以上が八件ですが、40〜60歳代も五件ありました。四十歳以上で慢性疾患を持っている方は、入浴時の注意が必要です。
(本今消防・金城指令補)

● 注意五原則
1. 入浴は39〜41℃の温度で、20分を越さない。
2. 脱衣所・浴室の温度が、低くならない。
3.食事直後や深夜は入らない。
4. 温度の低い日は早めに入浴。
5.肺の弱い人や高血圧の人は、
半身浴が望ましい。
(東京消防庁・朝日新聞)
 
 以上の点に注意しながら入浴し、お風呂を楽しみながら、心と身体をリフレッシュしましょう。