11月9日は換気の日

 11月9日は「いい(11)くう(9)き」の語呂合わせで、「換気の日」になっているのを、ご存知でしたか?
 1987年に日本電機工業会が、いい空気にする為には良い換気が重要だと考え、換気および換気扇に関する理解を深めてもらおうと制定したものです。

● 家屋の昔・今
昔の日本の家屋というのは障子・ふすまと「紙」系で閉じられていて、下は畳と床板・上も天井板と完璧に隙間だらけで、換気の必要性もありませんでした。
それが昭和三十年代以降、アルミサッシが普及し壁もモルタル塗りなどが増えて気密性の高い家になってからは、冬季に練炭コンロや火鉢等を使用して一酸化炭素中毒を起こす事例も頻発しました。
ここで今回は換気の日にちなみ、私達といい換気・更にいい空気の関係についてお話しましょう。

● 換気の豆知識
〔お風呂と換気扇〕
換気扇があれば早く湿気を追い出す事ができ、更に完全に乾燥させるには、お風呂のお湯を抜いた後で、だいたい三時間程度換気扇を回せば良いとされます。
〔トイレと換気扇〕外に開いた窓があるトイレならいいのですが、密閉空間の中にあるトイレの場合は、かならず換気扇が必要となります。
トイレの臭いを消すために芳香剤を多用する方もいますが、芳香剤はほとんどが化学物質なので、芳香剤にお金をかけるより、むしろ換気扇常時運転の方がお勧めです。換気扇は単なるファンなので二十四時間運転したとしても、電気代は三〜五円程度と言われています。

● 健康にとっても大切な換気
換気を良くするという事は、すなわちいい空気になるということで、私達はいい空気の中でこそ快適な生活が送れると言えます。現に閉めきった部屋にいると心までめいってしまいますし、また湿気の多い所にはダニが発生しやすく、それが原因で皮膚炎やアレルギー性鼻炎になったり、よどんだ空気は気管支系の病気をひきおこす事もあります。
ですから私達は、精神的・肉体的な健康を保つためにも、良い換気・さわやかな空気が重要だということを再認識してほしいと思います。