8月7日は鼻の日です

社団法人・日本耳鼻咽喉科学会の主催する鼻の日が、今年で41回目を迎えることになりました。
 そこで今回は、鼻の日にちなんだ話題を紹介しましょう。

● 嗅覚と味覚は文化の母
鼻と言えば顔の中央に位置し、また嗅覚を感じる大切な場所です。
味覚が料理に重要なように、それを作る時や食する際に、嗅覚も大きな役割を果 たしているのも事実です。

● 記憶と香りの関係
 ある時ふと感じた香りで、「あっ、この香りどこかで嗅いだことがある…」と、幼い頃の記憶などが頭の中をよぎった経験はありませんか?
その香りから、当時の記憶がよみがえってくるような"懐かしい香り"とでもいうのでしょうか。
 その香りを正確にどの香りと解らなくても上手く言い表す事ができなくても、嗅覚が記憶を呼び戻すきっかけとなり、忘れていた過去の経験の一つを思い出させてくれるのです。

● 香りが記憶を呼び起こす
ひとつの香りが記憶の助けとなり、それに関係する記憶を呼び起こすことができるのです。
 例えばミントの香りのする部屋で英単語の暗記練習をすると、ミントの香りのする場所ではスラスラと単語が出てくるといった実験結果 もあり、香りが記憶を助け活発にする働きがあることがわかっています。

● 香りで感情が左右される
このように香りの性質によって、私たちは知らず知らずのうちに反応し、食欲がかきたてられたり・花の美しさを感じたり・心が癒されるというふうに情緒や感情が左右され、気分や雰囲気が変わるのです。

● 最後に
私たちは視覚や聴覚に比べて嗅覚をあまり意識しない場合が多いのですが、実は香りは想像以上に大きな影響を私たちの日常生活に及ぼしているのです。