編集後記

 七月七日は七夕です。笹の葉に短冊を飾り、「神様はきっと私の願い事を叶えてくれる」と信じ、はしゃいでいた幼少の頃が懐かしく思い出されます。 大人になってからは、七夕も意識しなかった時代が過ぎ、十何年かぶりに故郷に戻って来て最初に迎えた七夕の日に、車のボンネットに横たわりながら見上げた今帰仁の空は、満天の星がちりばめられ、あまりの美しさに織姫と彦星伝説のロマンをも感じた。
 東京では、なかなか見ることのできない満天の星空を、こんなに近くに感じながら眺めることができる環境を贅沢に思いつつ、心をいやしてくれる星空に感謝し、その美しさが永遠に続くようにと願いたい。

池原みのり