お腹いた〜い! 反復性腹痛

 新学期が始まり、子供が頻繁に腹痛を訴えることがあります。 便秘・胃腸炎(下痢・嘔吐・発熱等を伴う時)以外に考えれれるのが反復性腹痛と呼ばれるものです。

● 反復性腹痛とは?
 これは3歳から中学生くらいの子供で、熱や嘔吐・下痢もなく差し込むような腹痛が繰り返しおこる状態で、真っ青になったり、冷や汗をかくこともあります。 医者にかかっても血液検査やレントゲンでも異常がなく、特に器質的な疾患がないと診断され対応に困ってしまいます。
 このような子供の場合、腹痛は胃腸の血流が悪くなったり副交感神経の緊張で腸の動きが活発になったり、ガスが溜まることで起こります。

● 第一の要因は
  まず自律神経が未発達な為に起こる腹痛です。人間は体内リズムをもち、地球の自転に合わせて朝目覚め、夜寝るために「ホルモン分泌」、「交感・副交感神経」、「体温」などがリズムを持っています。このリズムが夜更かし・不規則な生活・食習慣・運動不足・ストレスなどでうまく働かない為におこります。朝空腹感で目覚めることがなく、起床しても体内の血流の調整(手足の血管の収縮により脳への血流や増加)が行われずボッーとしたり、頭痛・腹痛を訴えるようになります。

● 改善法は
  こうした子供たちには、早寝早起きの規則正しい生活と自律神経を鍛える為に、裸足や裸で運動させたり、水泳・水遊び・乾布摩擦等で皮膚を鍛えます。腹痛は自然と訴えなくなるでしょう。

● 2つめの要因は
  子供の不安感や悩みが原因としてある場合です。
  友達と喧嘩したり・いじめられたり、また勉強したくない等の不安や悩みが要因となり腹痛などの身体症状を訴えます。学校で何があったのと聞いても、「特に何もない」と答え、登校時間を過ぎると腹痛等も消失し元気になってきます。「体に異常がないから学校に行きなさい」と頭ごなしに決め付けることは、1・2回は成功しても繰り返すうちに、登校拒否等へとつながっていくと考えられています。

● 親子の会話が重要
  子供の気持ちをうまく聞き出し、子供と感情を共有することによって初めて解決されていくので、日頃から親子の会話を楽しみながら学校での出来事や友達とのことを、子供から話すようにさせるのが大切です。