糖尿病と栄養指導

 昨年の住民検診などで突然、高血糖を指摘された方はいませんか。今や国民病となった糖尿病。人種別 でみると日本人は発症率が高いそうです。欧米では糖尿病の発症に肥満が大きくかかわっていますが、アジア人はそれほど肥満でなくても発症率が高いのです。

● 発症の条件
 とは もともと日本人は欧米人に比べて糖尿病になりやすい体質ですが、日本人の中でもなりやすい人、なりにくい人がいます。 その発症率が高い体質に加え、過食・運動不足・ストレスなどの生活習慣が重なって糖尿病を生み出します。

● 習慣は子供の時に作られる
 食べ物の好みや早食いの癖などは離乳期から作られ始めます。そしておよそ小学校を卒業する頃には出来上がります。 ですから小さな子供を持つお母さんは、ぜひ小さい頃から良い食習慣を身につけさせてあげてください。

● 定期的にチェックを
 
身についた習慣は、何十年もかけて定着していきます。それだけに中高年になって習慣を変えることは簡単ではありません。心がけてはいても知らないうちに元に戻ってしまい、血糖のコントロールも悪くなってしまう事があります。
  そのため2〜3ヶ月毎に検査や栄養指導を受けながら、徐々に生活習慣を自分にあったものに変えていきましょう。

● 糖尿病放置病
 
日本ほど検診が定期的に受けられて、早期発見・治療が可能な恵まれた国はそうありません。しかし現実には「自覚症状がない」とか「薬を飲む必要はないらしい」とか症状を軽く考えて放置する人がとても多いのです。
  空腹時にいつも高血糖なのが糖尿病ですが、糖尿病予備軍では食後に高血糖になります。
  最近ではその時期に発見し、生活習慣を改善・治療をしていくことが大切だと言われています。ですから高血糖がわかった時点で、ぜひ改善に取り組んでください。

● 正しい知識を
 最近は健康ブームも手伝って、テレビや雑誌でいろんな情報が氾濫しています。  そんな中、誤った方法や極端な方法で体調を一気に悪くする人もいます。適切なアドバイスは専門の知識を持った人にしてもらうことが大切です。

● なが〜い目で
 
糖尿病の管理は、継続が大きなカギです。
  ですから身近な通いやすい所で、相談や治療を継続して受けましょう。
  村の保険予防課では、定期的に栄養指導も行っておりますし、日頃は保健婦さんに相談するのも良いでしょう。
  当診療所でも、栄養相談を随時行っておりますので、自分自身の健康管理のために、お気軽にどうぞ!