4月は要注意 感染症

 今月の季節の予防法は、感染症についてお話します。

● 新入園児症候群類
  保育園に入りたてのころは、元気に通っている期間よりも熱をだしたり、上気道炎を起こし休んでいる期間のほうが長い事があります。
 これはいろんな細菌やウィルスを、友達や外の世界からもらい抵抗力をつけている期間なので、避けては通 れない道です。あせったり心配したりせず、「またもらってきたか」と暖かく見守ってあげましょう。 そうすれば、1〜2ヶ月で熱や上気道炎を頻繁には起こさなくなるはずです。

● 多剤耐性細菌感染症
  抗生剤の効かない細菌が増えています。原因は以下のようなことが考えられます。 1. 慢性耳・副鼻腔、肺疾患  がある。抗生剤の投与を繰  り返しているうちに耐性菌  が出現する。 2. 抗生剤の量を勝手に減ら して飲んだり、途中で止めて しまう。抗生剤の血液濃度が 十分でないと細菌は死滅せ ず生き延びてしまう。こうし ているうちに強い耐性菌となってしまう。

★ 以上のように多剤耐性細菌感染症を予防するには、右記の要因に注意する必要があります。人間には本来備わった免疫力があります。 この免疫力を高めていくには感染症に罹ったときの対応が重要です。 軽症の時には抗生剤に頼らず、経過を見てもよいでしょう。

● 中等症〜重症時は
  症状としては、食欲不振・全身倦怠感・高熱の持続・呼吸苦が出たときです。抗生剤が必要かどうか診察を受けて相談しましょう。

● ウィルス感染症の時には

 抗生剤の予防内服は受けないようにしましょう。 また免疫力が十分発揮できるよう日ごろから自分の健康に注意しましょう。

● 肝硬変の患者さんは

  海水温が20度 以上になったら魚の生食はしないようにしましょう。塩水にすむビブリオ・ブルニフィクスが重症感染症四肢の壊死・敗血症・肺炎)を起こすことがあります。

● 最後に注意点

  免疫力を高める食品(にんにく等)を使ったバランスのとれた食事を腹八分にしましょう。 抗生剤は決められた量をきちんと服用するようにしましょう。 夜更かしは、免疫力を弱める(午前1〜3時に白血球の生産が最大になる)ので、早寝早起き・規則正しい生活を心がけましょう。