ただいま旬の野菜
今月はブロッコリーです

優れものの野菜

 今月は、旬を少し過ぎてしまいましたが、ビタミン豊富な『ブロッコリー』を紹介します。 ブロッコリーは、地中海沿岸が原産地です。 日本で食べられるようになったのは比較的最近のことです。

●どんな種類
 キャベツの仲間ですが、食べている部分はつぼみの部分で、花が咲いてしまうと味も食感も変わってしまいます。今はスーパーなどでとても安く出回っていますが、ほとんど外国産で、アメリカやメキシコなどあちこちからやってきます。
  国産物が出回るのは冬から春にかけての旬の時期です。

●栄養面では
 
ビタミンCが多いことは、良く知られているでしょうか。その量は100gで160Jととても多く含まれています。そしてビタミンAに変わるカロチンも豊富で、このビタミンCとAは抵抗力を高める組み合わせです。風邪の予防をはじめ、肌のトラブルを防いだり・がんの予防にも一役かっています。

●ケルセチの効能

  がんの予防という点で、もう一つ注目したいケルセチンという物質があります。ケルセチンは、ポリフェノールの一種で抗酸化作用に優れている物質です。私たちの体内には酸素が常に取り入れられていますが、この酸素の一部が変化して悪さをし、老化やがんを引き起こします。ケルセチンは、この悪さをする酸素を作りにくくする効果 があるのです。 他には血液凝固作用に関わるビタミンKも多く含まれています。また骨を作る時にも、ビタミンKは大切な働きをしています。

●新鮮なものを選ぶ
  さて、このブロッコリー。栄養をしっかりとるには新鮮なものを選ばなくてはなりません。葉野菜と同様、ビタミンCなどは時間が経つとあっという間に減ってしまいます。つぼみの固い白っぽく粉が吹いたようになっているもの、切り口がきれいでみずみずしいものが新鮮です。

●保存の仕方

  新鮮なものが手に入ったら、そのまま冷蔵庫に入れなるべく立てて保存しましょう。 また、すぐにさっと茹でてからしまうのもお勧めです。小さく小房に分けて、多めのお湯で茹でます。しばらく使わないのであれば、この方法が栄養の損失は少なくてすむうえ、調理の時も楽です。シチューやカレーなどの時は、仕上がる少し前に加えれば色もきれいに出ます。

●今回のメニューは

  今回は、カロチンの吸収をよくする油と組み合わせたレシピを紹介します。
  あっさりした焼き物や煮物と組み合わせてみてはいかがでしょうか。

≪ブロッコリーのツナマヨネーズあえ≫

材料:ブロッコリー・玉葱・ツナ・マヨネーズ・牛乳・こしょう

@ ブロッコリーを小房にわけ、茎の部分は縦3cm 長さに切り、さらに縦に薄切りにする。
A 沸騰した湯に塩をくわえ、@をゆでる。
B 玉葱はみじん切りか薄切りにして水にさらす。ツナは油をきっておく。
C ブロッコリーにこしょうを少々ふり、ツナ、玉葱とあわせ、マヨネーズに牛乳を少し加えてのばしたものであえる。

* ツナではなく、すりごまと醤油を加えたマヨネーズであえると血行促進や抗酸化作用のあるビタミンEがプラスされます。