お正月レシピ

 今月はお正月ということで黒豆です。黒豆は黒大豆のことで、皮が黒くなる品種の大豆を黒豆と呼んでいます。
 黒豆の含め煮は、本土のお正月には欠かせない一品ですが、おせち料理の習慣がない沖縄でも、最近はスーパーで年中手に入る食品となりました。


●高い栄養価

 豆類の中では高価なものですが、それだけ栄養価も高いものです。あの黒い色素は、ポリフェノールの一種・アントシアニン(先月号でも書きました)。そして大豆と同じく蛋白質・ビタミンE・B群・カルシウム・鉄・センイなど現代人が不足しがちな物ばかりです。


●生活習慣病予防

 これらは、癌や高脂血症・骨粗鬆症などあらゆる生活習慣病の予防に役立ちます。
 またサポニンは、抗ウイルス効果もあり免疫力を高めます。こういった効果 を知ってか知らずか、年の初めに食べるおせちの一品に加えた昔の人の知恵はすばらしいと思います。


●おせち料理は高価なもの

 おせちに入れる料理はどれも栄養があって普段は食べられない特別なもの、そして3日くらい日持ちするものなのです。大豆は普段食べる豆、貴重な黒豆は年に一度のご馳走というわけです。贅沢な現代では健康に良いと、きなこにして牛乳と混ぜて飲んだり、納豆にして売っていたりもします。普段食べるのには大豆で充分という気もするのですが、一度本土のおせち・黒豆をお試しになってはいかがでしょうか?


●今回のメニュー

 黒豆の含め煮
と柿なますを沖縄風にアレンジした紅白なますのご紹介です。

黒豆の含め煮

黒大豆:160g、水:430cc、砂糖:110g、しょうゆ:10cc、重曹:1g(小さじ1/3程)
1. 水、砂糖、しょうゆ、重曹を鍋に入れて沸騰させ、火を止め、洗った豆を入れて一晩おく。
2. 紙の落し蓋をするなどして煮汁から豆が顔を出さないようにしながら弱火で煮る。途中、アクがでたらすくい、煮汁が足りなければ水を少し足す。