予防接種  インフルエンザ

 
毎年冬になると、インフルエンザが流行します。
そこで今回は、インフルエンザのお話しをします。



●昨年のインフルエンザ騒動
  昨年の冬は、インフルエンザワクチンが不足し、当診療所でも予約された患者さんにご迷惑をおかけすることになり、大変困りました。

●なぜ毎年のように流行するのでしょうか?
  その理由はインフルエンザウィルスの遺伝子が変化しやすく、92%くらい遺伝子が変化してしまうと、以前に罹ったときの免疫が効かなくなってしまうからです。
  昨年もA型・B型共に、数種類が流行しますが、それぞれの遺伝子は違うため、1シーズンで数回インフルエンザに感染することもあります。予防接種を受ける事によってインフルエンザに罹らなくするか、症状を軽減することができます。
  副作用も接種の5%にみられますが、ワクチンの改善によりほとんど軽くて済み、安心して受けられる様になりました。

●今年の流行予測
  今年のインフルエンザワクチンは、A型ニューカレドニア・A型パナマ・B型山梨の3種類の株に対するワクチンが含まれています。
  感冒は、発熱・咳・鼻水症状を伴う全ての感染症を含みますが、合併症はそれほどありません。
  インフルエンザは、一個のウィルスが一晩で100万個に増殖するといわれ、突然の高熱・咽頭痛・咳・鼻水・関節痛等が症状としてみられ、流行性が強いため安静療養が原則です。

●今年から一回の接種でもOK
  昨年までは、2回接種が行われていましたが、今年から左記に上げる患者さん以外は、一回の接種でも良いとされました。
1.インフルエンザワクチン接種を2〜3年行っていない。
2.インフルエンザに2〜3年、罹っていない。
3.ねたきり、又は免疫能力の低下が考えられる。
4.十三歳以下、特にインフルエンザに罹った事がない乳幼児。

●予防接種を受ける時期

  毎年のことですが、年末年始の大移動の後から、インフルエンザは流行し始めます。
  恐ろしいことに感染から発症まで早いときは一日です。 当診療所では、今月中旬より接種が行われる予定になっておりますが、他医療機関で接種される場合でも、なるべく年内中にインフルエンザの予防接種を受けるようにしましょう。
  また大学受験等で本土に行く学生や本土へ旅行に行く場合は、できるだけ出発の2週間前までに、予防接種を受けるようお勧めします。

●インフルエンザ予防には?
  ワクチン接種も一つの予防として受けておくと心強いのですが、それ以前に心がけなくてはいけないのが、健康に対しての自己管理です。
  これからの慌しい時節を乗り切るためにも、自分自身で健康管理には十分気をつけましょう。