栄養勉強会 『糖尿病の食事療法』

 10月の栄養勉強会のテーマは『糖尿病の食事療法』でした。
  最近、特に糖尿病が増えているように感じられ、やはり皆さんも関心が高い ということでしょうか。 今回は参加者も多く、賑やかな勉強会になりました。

●糖尿病の正しい知識を
 まず食事療法の誤解が多い点について・そして食べ方の基本・糖尿病のしくみ・インシュリン・低血糖についてなどなど。
  ずいぶんと駆け足で説明したので、解りにくい点も多かったかもしれません。
  糖尿病についての情報は、テレビや本などたくさんあります。けれども多くはある部分だけ強調していたり、基本的なことが抜けていたりして受け取り方によっては、ずいぶん偏った知識になりがちです。ですから今回は、基本に重点をおきました。

●適量を知る
  いつも食べている食品の量は、はたして適量なのか? これを知ってもらうために、肉・魚・野菜・豆腐・ごはんなどの1日量 を実際に見てもらいました。
  「こんなに食べてないなあー」「私は食べ過ぎているね」など反応はさまざまでした。 誤解されやすい点で、ご飯の量があります。自己流で食事をコントロールする場合、まずご飯を減らす人がとても多いのですが、多くの場合減らしすぎる傾向があります。
  それがかえって間食を招いたり、バランスを崩すことがあるのです。
  適量とはちょうどいい量であって、少なければいいということではありません。

●良い食品も過剰摂取はダメ

  豆腐も身体にいいと言って、摂り過ぎている人が結構います。肉・魚をとらない日は、その分豆腐を増やしてもいいのですが、身体にいいものであっても、過剰に摂りすぎるのはやはりよくありません。

●まとめ
  こう書くと毎日の調節は、とても大変と思いますが、一日で偏りがでれば次の日・または三日〜一週間で、ちょうど良くなるように調節すればよいのです。ただどのくらいが適量 かというのは、最低限は覚えたいものです。 今回の勉強会では、適量を数字ではなく目で知ってもらえたら幸いです。

●低カロリーメニューの試食
  さて試食メニューの方は、とてもあっさりメニューでした。 ご飯150gとして、全部で407キロカロリーしかありません。
  豆腐をタンパク源に1日量使い、あとは野菜1日分の半分、そして炒め物ではないので油が少量 で済むおかずです。また手早くできるので楽です。
  感想は「男性には物足りないはず」と言う声がありました。身体を使う仕事で、身長も高い人は確かに400キロカロリーでは足りません。
  タンパク源のおかずを一品足したり、ご飯も増やさなければならないでしょう。
  今回は説明から試食まで慌しく過ごしました。
  まだまだ糖尿病については知っておいてほしいことがたくさんありますので、再度計画したいと考えています。


  次回のテーマは、『肥満のしくみと食事』についてです。
  日時は、11月6日・3時〜5時。 今帰仁村保健センター・調理実習室にて行いますので、ご希望の方は診療所までお申し込みの上、ご参加ください。参加費は無料です。
  詳しくは栄養士・儀部まで。