長寿島 =うちなー=

 みなさんもご存知のように、沖縄は長寿島と言われています。 去った九月五日(旧暦八月八日)は、数え年・八十八歳の方々を祝う「トーカチスージ」が行われました。

  当診療所の患者さんの中にも、二六名の方々が八十八歳を迎えられ、大変喜んでいます。おめでとうございました。今後ともお体をご自愛なされ、いつまでもお元気でいて下さい。 そして十月四日(旧暦九月七日)には、「カジマヤースージ」といわれ、九十七歳の方を祝う風習があります。

  そこで今回のみんなの紹介は、 今年・カジマヤーを迎えられた 患者さんのみなさんです。

●カジマヤーおめでとうございます。 今のお気持ちは?
【宮城さん】九十歳あまったら、もう何も考えない。「九十七の坂道も やしやしと登ぶてぃ 百二十までん うにげーさびら」そんな気持ちです。
【金城さん】みんなが集ってきてくれて、とても嬉しいです。
【神谷さん】この上もなく幸せで、うれしいです。

●元気の秘訣は何ですか?
【宮城さん】毎日の散歩です。 百メートル歩いては、手押し車に座って休みながら時間をかけて歩くこと。
【金城さん】好き嫌いなく、なんでも よく食べること。
【神谷さん】庭の草取りをして手足を動かすことと、よく寝ること。

●診療所に対する一言
【宮城さん】今年の初め頃から、急に足が思うように動かなくなり長い間診療所に通 い、石川先生に「体は動かさないと歩けなくなる」と助言されて以来、外では手押し車・家の中では歩行器を利用し常に体を動かしているので、今ではとても元気になり、頭も冴えてきて気持ちまで若々しくなっています。
【金城さん】看護婦さん達が、みんな 親切なので、お陰さまで元気です。
【神谷さん】おかげさまで元気でいます。ウマンチュぬたみに、チクチキミソーレ。(みんなのために、尽くして下さい)


●石川先生からの一言
 カジマヤーを迎えることは、長寿 村・今帰仁村でも素晴らしい事です。 長寿の秘訣を見習い、次世代に伝えていきたいと思います。

●診療所職員からの一言
 カジマヤーを迎えられた皆さんは、とてもステキな笑顔を見せてくれます。
 私たちは、みなさんの長寿をアヤカリたいと思いますので、ぜひこれからも、お身体を労わりながらお元気で。

★今回の新聞掲載において、みなさまの温かなご協力に、心より感謝致します。
誠に、ありがとうございました。

宮城精一さん  明治37年7月24日生まれ  
子供1人、孫5人、曾孫5人
趣味や楽しみ:自分の作った農作物が上 出来に収穫された時が最高の楽しみ。
性格:「タンチャー」と自分で笑って言っ た横から、奥さんの美津さんが「頑固で 負けず嫌いなんです」と付け足した。

金城カメさん (旧姓:大城)  明治37年8月13日生まれ
子供7人、孫13人、曾孫19人、玄孫3人
趣味や楽しみ:踊りとゲートボールがすき。
性格:明るい性格なので、友達が多い。

神谷マツさん (旧姓:当銘)  明治37年12月25日生まれ
子供9人、孫24人、曾孫42人
趣味や楽しみ:テレビを見ることと、子や孫たちと会話を楽しむこと。 性格:穏和な性格