編集後記

「台風十二号」は過ぎ去ったものの沖縄の台風シーズンは、まだまだ続きそうです。9月の台風で思い出すのが、三年前に嵐の中で行われた字の「豊年祭」です。
 私の住む字崎山区では、四年に一度の豊年祭が、神アサギのあるアサギンミャー(アサギの庭)で、開催されています。字の繁栄と五穀豊穣を願う豊年祭には、人々の数々の思いと長い歴史がきざまれています。
 私もチッチャイ時から豊年祭を見ていたし、初舞台をふんだのも小学校低学年の頃でした。豊年祭に向けての練習は、一ヶ月足らずの猛特訓で、日夜・公民館に集う字民は、踊りの稽古をしながら、老若男女問わずみんなでユンタクしています。日頃なかなか字の人達と交流する機会の少ない私にとって豊年祭練習は、みんなと触れ合える楽しみの一つにもなっています。
その豊年祭が今年も行われるという事で、これからまた特訓の日々が続くことでしょう。字民が一丸となって取り組む最大の行事だけに、無事終えるまで大変ではありますが、昔ながらの文化や伝統を、絶やすことなく守り続けることが、字の活気につながる「元気の源」だと信じています。
今月号の「みんなの紹介コーナー」は、名護市から通院している・比嘉サチ子さんにお願いしました。
温かなご協力に心より感謝致します。  
池原みのり    
今帰仁診療所 いきいき健康通信 00/09/12発行