生き活き健康通信2000年08月号その壱

第四土曜日に診察してくれる
琉球大学耳鼻咽喉科・松村医局長からです。

八月七日は語呂合せで、鼻の日となっています

 鼻には呼吸をする気道としての働き、匂いを感じる働き、吸い込んだ空気湿度や温度を調節する働き、ゴミやばい菌の侵入を防ぐ働きなどがあります。

 今回は鼻の代表的な病気として副鼻腔炎(ちくのう)のお話をします。

 人間の顔の骨の中には副鼻腔という空洞(おでことほっぺたと眼の内側と鼻の奥に)左右それぞれにあります。副鼻腔は鼻の中と自然口という小さな穴でつながっていて普段は空気圧の調整やたまった液体をそこから排出しています。

 風邪などをこじらせた時、副鼻腔の粘膜に細菌が感染して炎症をひき起こし、炎症が起きると粘膜が腫れて鼻がつまり、膿のような鼻水が多くなります。また、自然口も狭くなって鼻水がでにくくなり、副鼻腔の中でますます細菌が増えて、頭痛や黄色い鼻水・鼻づまり・匂いがわからないなどの症状を引き起こします。

 すぐに治療をはじめればお薬だけで治る場合が多いのですが、長い間そのままにすると慢性になり、鼻の中に鼻茸(はなたけ)というこんにゃくのようなポリープが出来てしまい、手術が必要になる事もあります。

 少しでも気になる症状があれば、早めに耳鼻科を受診しましょう。


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