編集後記

 梅雨明けと同時に夏至(昼が最も長い日)が訪れ、暑い夏がやってきました。
眩いばかりの熱い太陽の下、名護市では九州・沖縄サミットを今月に控え、慌しい日々が続いていることでしょう。
 次ぎ次ぎと整備されていく公共施設や変わりゆく道々の風景に驚かされる事がしばしばですが、それらを眺めながらふと考えたりしています。「美しい草花には、それを管理する優しい心が必要なように、この限りない沖縄の美しさを守るのも、やはりそれを取り巻く環境なんだと」。
今回のサミットが沖縄で開催されるということで、県民の期待感も大きなものがあると思いますが、経済振興策だけに留まらず、「沖縄に横たわる数々の問題をしっかり見つめてほしい」そう願わずにはいられません。
 名護市から中山を通りぬけ乙羽トンネルまでの山々を望めば、新緑に覆われた「大地の母」が、私たちを温かく迎えてくれます。そのおおらかな表情に、今までどれだけ心を癒されてきたことか。
日々見慣れた風景ではありますが、「ここやんばるの穏やかな環境と、ありのままの自然の姿が好きなんだ」と感じてやまない今日この頃です。

池原みのり