ただいま旬の野菜

 だんだん暑い日が多くなってきました。いよいよ夏の到来ですね。
 皆さん、夏バテ対策は万全ですか?
 沖縄の夏野菜といえば「ゴーヤー(にがうり)・ナーべーラー(へちま)・赤瓜」など、瓜類が中心ですが、今回はこの中でも「ゴーヤー」について触れてみようと思います。

 ゴーヤーは最近、栄養的に注目され、本土でも人気があるようですが、どんなふうに良いのかご存知ですか。
 またよくない部分はないのでしょうか。栄養学的に見ると目立って多く含まれるのはビタミンC・A・カリウムなどです。これらは抵抗力をつけるために、余分なナトリウム(塩分)を排泄するなどの働きをもちます。薬膳の分野から見ると、余分な熱をとって体を冷やし、“気”の巡りをよくする事と、疲れをとる働きがあります。こうしてみるとやはり夏の暑さから身を守るのに必要なものばかりです。
 
 ゴーヤーに足りない栄養素はおもにたんぱく質・脂質ですが、これを補う豆腐を使ったゴーヤーチャンプルーは、とても理にかなった食べ方といえます。ゴーヤーは身体を冷やすので、身体がほてりがちで胃腸も丈夫な人は生でかつおぶしと和えたり、ツナと和えたりしてもよいでしょう。
身体が冷えがちで胃腸の弱い人は、生食は避けた方がよさそうです。炒める時も、にんにく・玉葱なども加えるとより良くなります。

 ところで余談ですが、以前旅行で来た時にゴーヤーチャンプルーを家でも食べようと本土に持ち帰ったことがあります。でも向こうで食べるとなぜかあまりおいしく感じないのです。それなりにおいしく食べられはするのですが、「あの苦味がおいしい」とは感じないのです。やはりゴーヤーはこの暑い沖縄で食べないとおいしくない、その土地のものはその土地で食べるのが一番おいしいんだなあーと思いました。季節物は特にそう感じる気がします。
 最近ではわりと早くからハウスものがスーパーに並びますが、味ももちろんですが栄養的にもビタミン・ミネラルが少なくなっています。また農薬も気になります。やはり本当に健康な土で、太陽の光をたくさん浴びて育った栄養たっぷりのゴーヤを、安心して食べたいものです。